大規模修繕はトラブルがつきもの?その対処法とは

大きな買い物である大規模修繕ですが、どうしてもトラブルは起こってしまいます。

絶対に事前に防ぐぞ!と意気込むよりも、事前に知識を持っておくことでトラブルが万が一起こっても落ち着いて対処することができます。

まずはどんなトラブルが想定できるのか、見て行きましょう。

 

①施工後に施工不良が発覚する

アローペイント では大規模修繕のコンサルも行っています。

「別の業者に大規模修繕を依頼したが、きちんと施工ができているか見てほしい」

工事が休みの時に外壁塗装がしっかり行われているかチェックすると、少しカッターで傷つけただけで簡単にめくれてしまった!と言うケースがあります。いわゆる「手抜き工事」をされてしまっていた、というトラブルです。

足場を崩す前であれば施工をやり直してもらえますが、もし数年後に「あれ、もう剥がれてる!10年は持つはずでは?」と訴えても、「建物そのものに問題があった」「新築の時に何か手抜き工事をされたのが原因では」と責任をはぐらかされてしまうことがほとんどです。

手抜き工事をされては溜まったものではないですよね。これを防ぐためには以下のことが有効です。

 

・工事の徹底的な監理

・アフターサービスの保証の確認

・大規模修繕にコンサルをつける

 

計画では3回塗料を塗るはずなのに2回に省略されていないか、塗料は本来予定したものと変わっていないか、など、ご自身でしっかり確認することが何よりも対策となります。

 

②大規模修繕中に事故が起こってしまう

値段の安さにつられて、ついつい安価な業者に頼んでしまう……というオーナーさんも少なくありません。

もしその安価の理由が、安全対策の不徹底だったとしたらどうでしょう。最悪の場合、作業中に死亡事故が起こる可能性もあり得ます。

そうなると、もう一つ大きな問題が出てきます。その時点でその物件は事故物件になってしまうんです。

某有名サイトでは全国の事故物件を網羅してまとめています。一般にも広く知れているため、入居前に自分が入りたいマンションがこのサイトに載っているかどうかを確認する人もいます。

工事中の死亡事故であれサイトには事故物件として掲載されるため、そうなると入居率は大いに下がる可能性が高いです。

そんなことにならないためにも、安全対策をしっかり行う業者さんを選びましょう。

 

③余計なコストを払ってしまう

 

大規模修繕において、「余分なコストがかかってしまった」「もっと安くできた」というのは絶対に避けたいですよね。

たとえば、紹介手数料で10パーセントも上乗せされてしまったケース。

デザイン会社に頼んで、過剰な装飾が大きなコストになってしまったケース。

仮設トイレの設置をせずに空いている部屋を職人さんに貸していれば70万円浮いたケースなど……。

「知らなかったから」「そういうものだと思っていたから」では遅いんです。

もちろん闇雲に安くすることが良い大規模修繕になるわけではありませんが、不必要なところはきっちり締めて、使うべきところに使うべきです。

デザイン費で余計なお金を使わないためには、大規模修繕に対する知識も持った会社にデザイン依頼するべきですし、

見積もりサイトを使うと紹介料が発生するので、使用するべきではありません。

 

大規模修繕の成功でキーとなる「業者選び」「コストの算出方法」についてはまた別の記事でご紹介します。